love letter # 65 湖が見えるカフェ

そのカフェには

大きな窓があって青い湖が見える

窓から見える景色は

毎日表情を変えるけれど

たぶんそれに気づいているのは

無口な女主人と

ぼくを含めた数人の常連だけだ

あるいは湖の水面は

僕らの心境を反射しているだけで

表情を変えてなどいないのかもしれない

そんなどうでもいいことを

今日もその湖を見ながら

ぼんやりと考えている

 

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love letter # 64 戦争はそのうちなくなるだろう

未だにこの地球上のどこかで

戦争が起こってるなんて信じられない

世界中からなんだって自宅に届く時代に

お金や財産よりも信頼が価値を持つ時代に

物質的欲望よりも精神的な豊かさを満たす時代に

いったい彼らは何を得るために

いったい誰と戦っているのだろう

いったい誰のために戦っているのだろう

あと少しで戦争はなくなるだろう

だって争うことで誰が得するのだろう?

武器を売りたいやつらだけじゃないか

昔、戦争というものがあったらしいと

言われる時代になるだろう

半分ぐらいは期待だけど、半分ぐらいは本気でそう思ってる

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love letter #63 あるがまま

愛に見返りはいらない

なぜなら愛することで

いのちはあるがままに生きられるから

ぼくらが生まれ持った願いを叶えられるから

感情や欲望や理性や本心

心の中にはすべてがある

そのすべてを抱きながら

あるがままに生きていくには

愛することが必要なんだ

だから愛に見返りはいらない

愛することを恐れないで

なにかを獲るために愛さないで

無条件に愛することから始めてほしい

じぶんを含めたすべてのいのちを

ゆるし、感謝するんだ

そこから本当の人生が始まるんだ

あるがままのじぶんであることは

本当の自由を手に入れることは

自ら愛することから始まるんだ

 

 

 

 

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love letter # 62 舞台

約400坪の白樺に囲まれた

傾斜地のいち部を

ソウルメイトたちと

土を削って平にして

穴をほって束石をいれて

土台を作って根太を渡して

板を貼ると床ができた

それはまるで

森の劇場に

舞台が生まれたようだった

そう、これは舞台なのだ

ぼくらが表現していく世界観に

舞台ができたのだ

表現と創造の自由を

ずっと探していたものは

自らの手で生み出すことができたのだ

この舞台は宇宙の果まで広がって

ぼくはかつてないほど自由になる

そう、ここからすべてを創っていくのだ

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love letter #61 言葉とメロディ

言葉やメロディが

リズムに乗って

素手で触ってくる場所

どうやらそこに

じぶんのこころがあるらしい

そして

どうやらじぶんは

その言葉やメロディで

きみの心にも触るらしい

そしてどうやらどうやら

心に触れられるから

言葉やメロディが

大好きらしい

 

 

 

 

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love letter # 60 宇宙の交差点

今日という一日を振り返って

なんだか

何十億年という時間の中で

無限に広がっている宇宙の中で

じぶんが

正しい場所にいる感じがした

時空を越えていく

宇宙の交差点で

行き交う星たちの中で

今この瞬間に

じぶんがいることが

どれほどの確率だとしても

それはきっと奇跡ではなくて

ぼくが選んできたことなんだ

そんな確信を持って

一日を過ごすことができる日が

明日もやってきたらいいなと思う

 

 

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love letter # 59 思考のシャッター

何かを感じようとしなくていい

それは頭を使っちゃうから

そっとうごきをとめてみるんだ

聴こえてくる雨音に交じる風のおと

小さな窓から入る眩い光

眼球の奥の痛み

肩から首の周りに感じる力み

ジーンズの感触

ふと思い出した約束

なにもしなくとも

心と身体は

ただただ感じ続けている

思考のシャッターを降ろして

見えないふり

聴こえないふりをしても

すっと通り抜けて

身体の中に入って溜まっていく

人間はそんなふうにできてるんだ

だからそっとうごきを

とめてみるだけでいい

ただ感じることを受け入れるんだ

そうして感じたものを

選んでいくんだ

未来に残すのか捨てるのか

決める力を

ぼくらはもっている

 

 

 

 

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love letter #58 青い革命

3.11という大きな痛みで

僕らの世界は大きく揺れた

愛していたから哀しくて

深い哀しみがあったから憤って

信じていたから苦しんだ

為す術も見当たらなくて

いきばのないエネルギーと

じぶんの無力さを呪うばかりで

ただただ深い絶望を感じていた

仮想敵を見つけて

暴力に暴力を返したところで

その距離が縮まることはなくて

世界とじぶんは分断されていってしまう

でも今まで外に向けていた

その目で

じぶんの内側に

光を探そうとしたとき

何かが変わるような気がした

ないことにしていた感情を

明かすことで

じぶんと繋がり

本当の安心が生まれた

自然なじぶんを識り

受け入れたら

相手を許すことができた

そうしてあらゆる感情が

調和しはじめた

ひとりひとりが

内側に抱えた痛み

その痛みが生み出した

哀しみや怒り

いきばのない感情に

優しい青い火を灯せば

愛と歓びの起点から

繋がりが生まれ

共同の創造

青い革命がはじまり

やがて世界はひっくり返るだろう

 

 

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